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姫路市私立認定こども園 わんずまざー保育園 、認定取り消しへ

 毎日新聞によれば、兵庫県姫路市の私立認定こども園「わんずまざー保育園」が19日、数多くの法令違反を市から指摘されたとのことだ。

 すでに昨年1月には「園児数が多い」とのうわさにもとづいて姫路市が園側を問いただしていたそうだが、書類上は不審な点がなかったという。また、2015年4月の認定後初となる今年2月初旬に事前通知付きの定期監査を行った時も、園児数は定員以下だったそうだ。しかし、給食量の少なさや、室内温度が14℃前後と低いことなど不審点があったため、約20日後に抜き打ち監査を行い違反が判明した。

 監査の結果分かったのは、市が把握する園児46人以外の22人は園長との直接契約で、70人前後の児童に対して35〜45人分の副食で外部業者に発注し、3歳未満児は半分から3分の1の量しかなかったり、片付けの省力化を図るため、主食・主菜・汁などを一つの器に入れて0歳児に食べさせたり、その日のメニューにアレルギーがある子に前日までの余った給食を使い回すなどさえあったとのことだ。市の担当者は「監査に立ち合った元保育施設関係者が涙ぐむほど、お粗末だった」と話しているそうだ。

 待機児童解消に全国で設立された認定こども園だが、行政の監督には限界があり、市の担当者は「事業者指導を今後さらに厳しく運用していく」と監視を強める考えだという。

渡瀬恒彦さん、多臓器不全のため死去

 スポーツ報知によれば、3月14日、俳優の渡瀬恒彦さんが、多臓器不全のため都内の病院で亡くなったとのことだ(享年72歳)。

 所属事務所のマネジャーによれば、亡くなる前日の13日まで4月にスタート予定だったテレビ朝日系「警視庁捜査一課9係」についての打ち合わせを行なうなど、仕事復帰に意欲を見せていたとのことだが、14日になって、容体が急変したという。

 渡瀬さんは、2月中旬に息苦しさを訴え入院したところ肺気胸と診断されていたそうで、最期は妻、長男、長女の3人が見取ったとのことだ。葬儀は近親者のみで行う予定で、現在、遺体は自宅に安置されているそうだ。

 また一人いい役者が見られなくなり、残念だ。

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(写真:スポーツ報知より)

NHK「ガッテン!」謝罪、DeNAまとめサイト休止に見る、昨今のメディア倫理問題

 昨年、DeNAのまとめサイト10サイトが休止となり、今年に入ってNHKの「ガッテン!」で放送内容についての謝罪が行われるなどが相次いだ。

 原因として共通しているのが、視聴者の関心を引くためにある種の健康法や医療処置について、その効果を過大にアピールしたり、さらには不適切な方法までセンセーショナルに発信したりしたことだろう。内容から察するに、アピール度の高いもので注目されれば何でも良いという風潮が見てとれる。

 とはいえ、その背景には、サイトならばアクセス数、テレビ番組なら視聴率といった、数字や成果を過度に重視する経営陣の態度があるのではないか。

 もちろん、経営サイドからすれば、業績にならないものを提供しても、コストだけかかって見返りがないのだから、目先としては意味がない。

 だが、特に健康や医療が関係する内容において、不適切な方法まで宣伝するようになっては、人の命に関わりかねない。それさえも軽視してしまっている現状は、倫理的に重大な問題を抱えていることを如述に示している。

 煽情的な内容でどれだけ注目を集めても、それは一過性のものに過ぎない。それはむしろ、メディアの信用を失墜させるだけである。

 ネットやテレビでこれだけ情報が氾濫している時代だからこそ、実は利用者は正確かつ安心できる情報を探している。一時のアクセス数や視聴率は利用者の真の期待を表していないことを肝に銘じておきたいものである。

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